東北被災地の視察研修
東北被災地の視察研修
佐賀県鉄構工業会「理事長 竹谷義実 奉仕機材社長」は、今年度の事業計画であった東北地区被災地の視察・研修を9月8・9・10日に参加者12名により実施した。
台風が接近する中、幸いにも大雨に見廻れることなく、計画した被災地を見て廻ることが出来た。
1日目 石巻地区・2日目 大川小学校、南三陸町・3日目 仙台閖上地区、福島第一原発(南相馬、浪江)
の被災地を視察した。視察後、日毎の研修で参加者からは、震災から4年半が経っているが、まだまだ復興が進んでいないといった感想が大勢でだった。仮設住宅に未だに大勢の方が暮され、、原発事故では大勢の方々が避難生活を余儀なくされいる現状。被災者の方々の苦労は大変なものがあると思われる。
しかしながら一方では道路の復興工事、水産加工地の建屋建設工事、住宅地になる高台の造成工事、堤防の嵩上げ工事などの復興が進んでいるところもあり、ジョジョにではあるが復興が形になって来ているのも実感できた。
今回、この被災地を訪れた組合員一同は、震災で発生した大津波のすざましい破壊力に驚愕しました。一瞬で壊滅的な被害を受けた地域を目の当たりにして、改めて地震と津波に脅威を感じた視察であった。
これから被災地の復興が進み、被災者の安定した生活再建と安全・安心な環境が早急に確保されることが望まれます。こうして被災地に赴き、現状に触れることが出来たこと、感じたことを今後、当組合活動の中で展開し、少しでも復興の支援が出来るよう取組んでいきたいと思います。